建築
アルクティクムを設計したのはデンマークの建築家グループBirch-Bonderup & Thorup-Waadeです。半弧を描く建物の新しい部分は1997年秋に完成。こちらの設計は建築家BonderupとLehtipaloによって手がけられました。
建物はラップランドの自然素材がふんだんに使われています。床にはペルッタウスのみかげ石を使用。これはフィンランドで採掘できる花崗岩の中でももっとも硬質の高いものです。そのほかラップランドの松がいたるところに使われています。またアルクティクムの椅子は白樺とトナカイの皮で作られています。
この建物の目玉ともいえるのがガラスのトンネル。全長172メートルになり、キッティラへ続く30メートル道路を分断しています。ガラスのトンネルには2㎡サイズのガラスを約1000枚使用し構成されています。「北への扉」というコンセプトのもと、トンネルの入り口が南から、出口は北へと続いています。また展示スペースが設けられているのは地下。地下にひっそりたたずむ様子は北国の冬、雪から身を守る動物たちの暮らしぶりを思わせます。
パノラマ
アルクティクム、ガラスの正面入り口
アルクティクムの顔ともいえるガラスのトンネル。全長は172mにもなります。